- Solanaチェーンを使ってみたいけど、メタマスクは対応してない・・・。
- Solanaチェーンのウォレットは何がいいのかなぁ。
という質問に回答していきます。
結論からいうと、Solanaチェーンを使うならPhantom(ファントム)ウォレットを使いましょう。
残念ながらMetaMask(メタマスク)はSolanaチェーンに対応していませんので。
当記事を読むメリットとは
- 画像34枚を使ってPhantomの基本操作を説明しています。
- なので、初心者の方でもわかりやすい記事となっています。
ぜひご覧ください。
Phantom(ファントム)のインストール〜設定まで
Phantom(ファントム)とは?
Solanaチェーン用のウォレットとして、「SolFlare」や「MathWallet」などもありますが、Phantom(ファントム)ウォレットがかなり使いやすくオススメです。
きっと最初の仮想通貨ウォレットとしてMetaMaskを使用した方が多いと思いますが、Phantom(ファントム)も非常に簡単なので、すぐに慣れます。
では早速始め方を解説していきます。
Phantom(ファントム)をインストールする
Phantom(ファントム)はMetaMaskと同様に、ブラウザの拡張機能として使えます。
以前は紹介コードが必要でしたが、現在は不要になり誰でも使用できますよ。
step
1まずはPhantom(ファントム)の公式サイトにアクセスします
インストールしたいブラウザを選択してクリックしてください。
Phantom公式サイト:https://phantom.app/
現在は4つのブラウザに対応しているみたいです。Phantom公式サイトにいかなくとも、各ブラウザのサイトに直接アクセスしてもOKです。
step
2拡張機能を追加します
step
3〈新規ウォレットの作成〉を選択します
step
4リカバリーフレーズを保存します
「リカバリーフレーズ」「シードフレーズ」など呼び名がたくさんありますが、やることは3つです。
- 絶対に人に教えない
- 安全な場所に保管する
- 紛失しない
これらを絶対に守ってください。
ウォレットにあるトークンを盗まれたり、PCが故障したなどのアクシデントがあった際に二度とウォレットにアクセスできなくなります。
step
5パスワードを作成します
step
6Phantom(ファントム)を起動するショートカットが表示されます
ショートカットはほぼ使わないので、無視してOKですー。
step
7コレでインストールが完了です!
スムーズですね。
Phantom(ファントム)の秘密鍵を確認する
インストールまで簡単でしたね。
次に秘密鍵〈プライベートキー〉を確認してみましょう。
秘密鍵〈プライベートキー〉とは、ザックリいうと〈仮想通貨の所有を証明できる唯一のモノ〉でしょうか。
リカバリーフレーズと同様、絶対に誰にも教えちゃいけないです。
step
1Phantom(ファントム)を立ち上げて、歯車(設定)をクリックします
step
2下へスクロールして〈秘密鍵のエクスポート〉をクリックします
step
3最初に作成したパスワードを入力します
step
4秘密鍵が表示されます
コピーして、安全に保管してください。
以上となります。
保管方法についてはコチラも参考にしてください。
-
【重要】シードフレーズの保管方法を教えます〈ヒント:メタマスク〉
続きを見る
Phantom(ファントム)で入金と出金をする
Phantom(ファントム)はSolana系のウォレットなので、手数料(ガス代)に仮想通貨SOLが必要になります。
なので、常にSOLが入金されている状態がMUSTになります。
- イーサリアムチェーンのETH
- バイナンス スマート チェーンのBNB
のような感じですね。
高額なイーサリアムチェーンとは違って、ガス代はめっちゃ安いのでご安心ください。
Phantom(ファントム)に入金する
BinanceからPhantom(ファントム)にSOLを送金する
では早速、SOLをPhantom(ファントム)に送金してみましょう。
step
1Phantom(ファントム)を立ち上げて、SOLをクリックします
step
2〈ウォレットに送る〉をクリックします
step
3ウォレットアドレスが表示されます
step
4SOLがある取引所から出金手続きをします
日本の取引所にはSOLの取り扱いがないので、ここではBinanceを例に説明します。
step
5必要事項を入力します
- Phantom(ファントム)のアドレスをペースト
- ネットワークは「Solana」
- 送金する数量を入力
- 手数料がかかる(今回は150〜200円くらい)
step
6セキュリティを認証して、送金です
審査まで「約12時間」と書かれてます。ホントに??
step
7無事に着金しました
5分ほどで着金しました。
今回は2.99SOLを送ってしまいましたが、初めてのアドレスに送金する際は必ず少額でテストすることをオススメします。一度に大きな金額を送金して失敗した場合はダメージが大きいです。最悪、紛失する可能性がありますので、ご注意くださいませ。
SOL以外のトークンをPhantom(ファントム)へ送金する
SOL以外のトークンを入金するときも方法は基本的に同じです。
step
1まずは〈入金〉をクリックします
step
2入金したいトークンを表示させます
step
3表示させたトークンをクリックします
トークンを表示させる方法は2つあります。ここでは例として「GMT」を表示させてみます。
トークン名で検索する
単純に「GMT」と入力して表示させます。
ただし、同じ名称が複数もあったり、偽物も表示される可能性があるので注意が必要です。
コントラクトアドレスを入力する
まずはCoinGeckoやCoinMarketCapなど信頼できるメディアからコントラクトアドレスをコピーします。
コピーしたコントラクトアドレスを入力して、表示されたトークン名をクリックします。
step
4入金アドレス・QRコードが表示されます
QRコードを読み込むか、入金アドレスをコピーして、このアドレス宛に入金してください。
Phantom(ファントム)から出金する
反対にPhantom(ファントム)から出金する方法です。
step
1まずは送金先のアドレスをコピーします
例としてPhantom(ファントム)からBinanceへ送金します。
入金したい通貨を選択して、アドレスを表示。そしてコピーします。
step
2Phantom(ファントム)を立ち上げて、送金するトークンを選択します
step
3〈送信〉をクリックします
step
4〈送信先のアドレス〉〈数量〉を入力します
最初にコピーした取引所のアドレスをペーストして、トークンの数量を入力します。
step
4〈送信先のアドレス〉〈数量〉を確認して〈送信〉をクリックします
以上で、出金完了です。
あとは数分後に取引所に着金します。
Phantom(ファントム)に〈トークンの追加〉する
表示されてないトークンを表示する方法になります。
step
1Phantom(ファントム)を立ち上げ、下の方にある〈トークンリストの管理〉をクリックします
step
2表示したいトークンのトグル(ON/OFF)ボタンをオンにする
たったコレだけでOKです。
ただ、たくさんのトークンが表示されるので、ぶっちゃけ見つけづらいです。
なので、入金する際に説明した2つの方法があります。
例として〈MBS〉を表示させてみましょう。
トークンを検索する
トークンのコントラクトアドレスをペーストする
トークンのコントラクトアドレスは、説明したとおり「CoinGecko」や「CoinMarketCap」で調べられます。
〈まとめ〉初めてのPhantom(ファントム)ウォレット
本日の復習
- Solanaチェーンを使うならMetaMaskは使えず専用のウォレットが必要。
- Solanaチェーン用のウォレットなら、Phantom(ファントム)が使いやすくおすすめ。
- Phantom(ファントム)を使うには、手数料のもととなるSOLの入金が必ず必要。
- どんな場合でも初めてのアドレスに送金する場合は少額でテストすること。
以上となります。
また仮想通貨を入金・出金する以外にもこんなことができます。
- 仮想通貨同士を交換する「スワップ」ができる
- SOLを預けて報酬がもらえる「ステーキング」ができる
- 保有しているNFTを確認・閲覧できる
スワップやステーキングも他でできるため、Phantom(ファントム)でやる強い理由を感じませんが、NFTの部分は注目したいです。
MAGICPhantom(ファントム)を使ってNFTを購入・保有している場合、NFTをウォレット内で確認・閲覧できます。
MetaMaskにはない機能なので、とても新鮮でわかりやすいですね。
それではPhantom(ファントム)を使って、ぜひSolanaチェーンを楽しんでください。
また2022年2月1日にSolanaPayが誕生しました。Phantomウォレットで仮想通貨払いのQR決済ができるようになったようです。
日本ではまだ使用できませんが、非常におもしろいサービスです。暗号資産(仮想通貨)の未来が想像できますので、ぜひご覧ください。
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ついに登場!SolanaPayで見える暗号資産(仮想通貨)の未来
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