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仮想通貨「Oasis Network(ROSE)」を調べてみた

11月 3, 2021

仮想通貨を調べてみたシリーズの第1弾です

仮想通貨を知識を広げようと日頃から学習しているのですが、自分の勉強の意味を込めて公開していきます。

まずはa16zが投資しているプロジェクトを深堀りしていきます。

その第1弾として今回ご紹介するのはプライバシー保護をウリにしている〈Oasis Network(ROSE)〉です。

当記事を読むメリットとは

  • a16zが投資している仮想通貨プロジェクトの理解が深まります。
  • 日本語情報が少ないOasis Network(ROSE)を知ることができます。
  • 日本ではマイナーなため、注目された場合に優位性が確保できます。

メリットは上記の通りです。

また、あくまで自分の学習&復習のために記事にしたもので、ROSEへの投資をススメているわけではありませんので、ご了承ください。

では進めていきますね。

結論からいうと、ボクが調べた限りOasis Network(ROSE)はこんな内容でした。

調べてわかったこと

  • Oasis Networkはプライバシーを最重要視したプロジェクトである。
  • 社会実装に向けて、着々と進行している。
  • ブロックチェーン上にDappsを作ろうとしているが、まだ稼働していない。
  • a16zをはじめ、多くのVCが投資している。
  • 流通量が15億でROSEを買うのは危険。半年後には価値が1/3になる可能性がある。

上記を深堀りしていきます。〈情報は2021年11月2日時点のモノです〉

コインチェック

Oasis Network(ROSE)とは何?

Oasis Networkの概要

Oasis Networkはレイヤー1のプライバシーを重視したPoSの分散型ネットワークです。

シンボル(通貨名)ROSE
価格1ROSE=21.39円
時価総額ランキング193位
時価総額 315億円
希薄後時価総額2,100億円
循環サプライ量15億ROSE
(21年12月18日現在は34.9億)
最大供給量100億ROSE
マーケットBinance・CoinList・Kucoinなど
(Coinbaseには上場ナシ)

(2021年11月2日現在)

時価総額315億円というと、日本の企業では「はごろもフーズ(株)」 や「ブルドックソース(株)」くらいの規模感。例えとしてピンと来ないかもですが、それくらい大きくありません。

仮想通貨でいうと2位のETH(イーサリアム)が約58兆円、6位のSOL(ソラナ)が約7兆円なので、まだまだ小さいプロジェクトです。

トークン量を見ますとROSEトークンの最大供給量(100億)と決まっています。無制限に供給されるトークンもあるので、決まっているのは良いことです。

100億が最大供給量の他コインをみると、時価総額20位のALGO(Algorand)が100億でした。ただALGOは60%が市場で流通しているのに対して、ROSEはまだ15%(15億)しか流通していません。今後市場へ流入されてくるので、価値は小さくなる可能性が高いです。

Oasis Networkの創設者は?

創設者はDawn Songという、中国出身の女性です。

カリフォルニア大学バークレー校の教授であり、コンピュータセキュリティと人工知能の世界的な第一人者のようです。

2018年にOasis Labsを設立し、ミッションとして『データが新たな石油であるといわれる中、プライバシーを守る方法でデータを活用できる技術を開発すること』を掲げています。

NYタイムズが2019年にDawn Songへインタビューした記事があります。簡単に要約すると以下のことが書かれています。

  • 「個々が自分のデータを管理し、企業がそのデータを利用する際には報酬を得られる」という新しい仕組みを構想している。
  • このようなシステムの提案は数多くあるが、Dawn Songは実際に実現するためのプラットフォームを構築している一人である。

詳しくはこちらをご覧ください。翻訳アプリを使えば、サクっと読めますよ。

Oasis Networkのネットワークとは

Oasis Networkは「高い拡張性」「プライバシー・ファースト」「汎用性」を目指して設計されています。

特徴としてはコンセンサス・オペレーションとコンピューティングを、Consensus Layer(コンセンサス レイヤー)とParaTime Layer(パラタイム レイヤー)の2つの主要レイヤーに分離していることです。

超ざっくりに説明するとこんなイメージです。

  • Consensus Layer:承認するレイヤー
  • ParaTime Layer:プログラムを実行するレイヤー

この2つを分離することで、より優れた拡張性と汎用性の向上を実現しているとのことです。

またParaTime LayerではEVMを導入できることにも注目です。

EVMは「Ethereum Virtual Machine」の略で「イーサリアム仮想マシン」です。イーサリアムチェーンと互換性があるっていうこと。

ただコレは多くのパブリックチェーンで主流となっているので、決して目新しいことではありませんが、開発者側・ユーザー側の両者にとってメリットが大きいです。

Oasis Networkの現在地と将来性は?

なんとなくイメージできたでしょうか。

ではこのOasis Networkがどう現実世界で社会実装されているかを紹介します。

企業へ提供しているサービス

代表的な例として2つ(+1)を紹介します。

取引所、ブロックチェーンプロトコル、サイバーセキュリティ専門家、コンプライアンス企業が参加する業界協同組合(CryptoSafe Alliance)があります。

このCryptoSafeプラットフォームを構築したのがOasis Labsです。

暗号通貨の詐欺、盗難、マネーロンダリングに対抗するために、悪意のある暗号事件などに関する情報を業界協同組内で共有。過去の追跡とリアルタイムの集計アルゴリズムを備え、疑わしい取引やウォレットアドレスを監視しているようです。

詳しくはこちらに記載されています。よかったらどーぞ。

Nebula Genomics社は、プライバシーファーストの遺伝子検査を市場に提供するという原則に基づいて設立された企業。

Oasis Labsと提携したことにより、ゲノムデータへのアクセスを保護および制御できる最先端のプライバシーテクノロジーを導入しています。具体的にいうと、顧客がゲノムデータの所有権を保持し、Nebula Genomics社は顧客のその他の情報を見ることなくデータの分析を行うようです。

ブロックチェーンっぽいですよね。

Meta社??(2021年12月18日追記)

「Meta社(旧Facebook社)と協力してるよー」的なツイートをOasis Labsが上げてました。

コレはかなりのビッグニュース!!!

2022年の早い時期には発表できると言っているので、続報を待ちましょう。

現在、実装されているサービス

公式ウォレットがあり、そこでステーキングできるようです。

こちらで導入方法がかなり丁寧に解説されてます。

ということで、早速Webウォレットを作ってみました。ROSEは保有数ゼロですが、簡単につくれました。

Darkモードで表示してますが、シンプルでカッコイイですね。

Stake画面をみるとこんな感じでした。

ランキングが公表されてます。ランキング1位は約3億ROSEをステーキング。1ROSE=21円で計算すると、約63億円・・。スゲーーー。

年利は以下のサイトで検索するとこうなりました。

複利アリで年利17.35%。

DeFiのアホみたいな年利をみると物足りないですが、悪くないです。

(こちらのサイトで検索できます。  >>Staking Rewards

Dappsも提供予定

DEX(分散型取引所)も公開するようです。UniswapやPancakeSwapで有名なDeFi上での取引所です。

YuzuSwapのTwitterにはこう書いてあります。

YuzuSwap is the first DEX being built on Oasis EVM, coming soon(YuzuSwapはOasis EVM上で構築された最初のDEXで、近日公開予定です)

どんな感じになるのか楽しみですね。

追記(2021/12/18)

2021年11月23日に無事、YuzuSwapがローンチされたみたいです。

DeFi is coming to Oasis — Introducing YuzuSwap, the 1st Decentralized Exchange on Oasis(Medium blogより)

>> YuzuSwapサイト

Oasis Networkに投資している会社

そもそもOasis Networkを調べてみようかと思ったキッカケは「a16zが投資しているから」という理由のみでした。

a16zって何?って方に説明しますと、仮想通貨の流域で最も有名なベンチャーキャピタル(VC)です。

こちらの方のツイートに詳細が記載されているので、深く知りたい方はご覧ください。

a16z以外にはどんなVCが投資しているのかを調べていると、こんな記事も見つけました。

ネタバレすると、VC上位20社の中で一番投資されていたのがOasisでした。第1位です!!!

コレは興奮します。

他にこのように多くのVCがOasisに投資しています。

プロ中のプロたちがOASISに魅力を感じている証拠ですね。

Oasis Network(ROSE)に投資すべきなの?

結局、ROSEコインは買いなの?

結論、わかりません。

価格が上昇するかどうかは「神のみぞ知る」と思ってます。

Oasis NetworkのROSEトークンの注意点

もしROSEを買ってみようカナと思ってる方は注意が必要です。

それはまだ15%の15億しか流通していない点です。

コレは10年間の供給スケジュールです。

  • 11ヵ月〜12ヵ月後:15億→約30億
  • 17ヵ月〜18ヵ月後:約30億→約44億

となっています。

いつを基準日にしているのかがボクの読解力だとわからなかったのですが、〈11ヵ月〜12ヵ月後〉は2021年11月〜12月くらいのようです。

下記のYouTubeでは、流通量が15億→約30億と増えるのを「2021年11月18日頃」と発言していました。

>>Oasis Network- Rose Token.... Is it a good buy right NOW?

さらにその半年後には約14億のROSEトークンが追加投入される予定です。

つまり流通量が15億の時点でROSEを購入してしまうと、半年後にその価値は1/3くらいになってしまう可能性があるということです。

コレはかなりのデメリットですね・・。

追記(2021/12/18)

スケジュール通りアンロックされ、現在は34.9億ROSEが流通しています。

ただ同時にMeta(旧Facebook)社と協力を発表したので、需要が高まり価格がむしろ上がる結果となりました。

Oasis Network(ROSE)のまとめ

では最後にまとめです。

Oasis Network(ROSE)のまとめ

  • Oasis Networkはプライバシーを最重要視したプロジェクトである。
  • 社会実装に向けて、着々と進行している。
  • ブロックチェーン上にDappsを作ろうとしているが、まだ稼働していない。
  • a16zをはじめ、多くのVCが投資している。
  • 流通量が15億でROSEを買うのは危険。半年後には価値が1/3になる可能性がある。

以上となります。

繰り返しとなりますが、ROSEへの投資をススメているわけではありません。あくまで学習材料としてa16zが投資しているプロジェクトを調べてみました。

ただ、もしOasis Network(ROSE)が注目されたとき

  1. 初めて知るプロジェクトなのか?
  2. すでに内容を知っているプロジェクトなのか?

(A)と(B)では、今後の投資について優位性を全く違いますので、皆さまの何かの参考になれば幸いです。

今後もa16zが投資しているプロジェクトを学習していきます。

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