※2022年1月31日に『MonkeyBall』から『MonkeyLeague』に名称が変更になりました。

- NFTゲームをやってみたいけど、何かおもしろそうなのはないカナ?
- MonkeyLeagueって名前は聞くけど、具体的にどんなゲームなの?
- 「Play to Earn」って、ホントにゲームで稼げるの?
という疑問に回答していきます。
当記事を読むメリットとは
- 日本語情報が少ないNFTゲーム「MonkeyLeague」情報を知ることができます。
- 公式Mediumを全部読んで発信しているので、公式情報と同じくらい詳しい内容を日本語で読むことができます。
となりますので、ぜひご覧ください。
本日の内容
- ゲーム公開前なのに、なぜMonkeyLeagueが注目されるのか
- 詳しいゲーム内容とその遊び方は?
- MonkeyLeagueでの稼ぎ方について
- ゲーム内通貨「$MBS」の需要と供給
それでは深堀りしていきます。
〈MonkeyLeagueって何?〉NFTゲームの内容を深堀り解説
MonkeyLeague(モンキーボール)を一言でいうと
ゲーム内で稼ぐことができるサルのサッカーゲーム
です。
字面だけみるとアホな感じがしますが、イメージ映像を見るとちょっと面白そうに感じるにはボクだけでしょうか。
MonkeyLeagueが大きな注目を集める理由
結論からいいますと、MonkeyLeagueは非常に魅力的です。
NFTのブロックチェーンゲームはたくさんある中で、ゲームがローンチしていないにもかかわらずMonkeyLeagueが魅力的に感じる理由を考えてみました。
MonkeyLeagueには大ヒットしそうな要素がたくさん!
- 基本となるゲームのルールが、誰でも知っているサッカー
- 登場するプレイヤーのモンキーをNFTマーケットで売買できる
- さらにこのモンキーを育成・繁殖とポケモンやAxie要素もある
- Solanaブロックチェーン上に構築
まず一番の優位性は世界的スポーツのサッカーであること。
他のNFTゲームのようにルールをゼロから覚える必要がないので、全世界をターゲットにした入り口の広いゲームといえます。
Googleトレンドで検索すると世界中で検索されていることがわかります。

ちなみに日本の数値は「1」だったので、各国に比べまだまだ知名度は低そうです。
次に注目するのは育成・繁殖できるサッカープレイヤーのモンキーです。コレがNFTマーケットプレイスで売買できるんですから、激アツですよね。
しかも人間やロボットじゃなくてモンキーってところがBAYC(Bored Ape Yacht Club)を意識してますよね、絶対。
サッカーというシンプルなゲーム要素に、流行ってるモノをモリモリ盛り込んでます。
そしてガス代の安いSolanaチェーンを利用するのもユーザーにとっては、かなり嬉しいです。
コレがイーサリアムチェーンだったらガス代が高くて、ゲームどころじゃないですよねぇ。
MonkeyLeagueのゲーム内容は?
注目のゲーム内容はというと、公式のMediumではこのように説明されてます。
Best described as a cross between FIFA Street and Final Fantasy, MonkeyLeague is a fast-paced, turn-based soccer game that’s easy to learn yet hard to master.
(『FIFAストリート』と『ファイナルファンタジー』を足したようなこのゲームは、テンポの良いターン制のサッカーゲームで、学ぶのは簡単ですが、マスターするのは難しいです)
MonkeyBall. Let the Games Begin!
自らハードルを上げまくっている感じが少々不安ですが、具体的にみてみましょう。
〈MonkeyLeagueの遊び方〉試合をする
まず基本となるのは試合となります。
4匹のモンキーを
- ストライカー
- ミッドフィルダー
- ディフェンダー
- ゴールキーパー
の4つのポジションに配置して、1ハーフ6ラウンドの計12ラウンドで競うターン制のゲームになります。読み取る限りですと、「攻撃」と「守備」を交互に担当するようです。
勝利条件は「先に3点を取ったチーム」または「5分間の試合時間終了後に最も多くの得点を取ったチーム」です。
ゲームのイメージビジュアルとして下記が公開されています。
各ターンで「プレーヤーの移動」「ドリブル「パス」「シュート」「必殺技」のアクションが実行できます。行間を読むと恐らくアクションできる回数が決まっているようで、守備側がどんな動きをするかは記載されていませんでした。
確定しているのは『ウイニングイレブン』のような操作性が求めされるサッカーゲームではなく、シミュレーションゲームの方に近いですね。
そしてモンキーには1体1体、外見やゲームスキルなど32の個別特性および属性が付与されています。
この個性豊かなモンキーを育成したり、どのようなチーム編成にするかなど戦略性がとても重要になってきます。さらにモンキーNFTが売買できることが、このゲームの大きな魅力です。
固有スキルなどモンキーNFTについてコチラもご覧ください。注目すべきポイントなど説明する要素がたくさんありました。
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【完全ガイド】MonkeyLeagueのNFTを見極める方法
続きを見る
ちなみにモンキーを1匹しか保有してなくとも遊べるそうです。残りの3匹をレンタルするなど、そのあたりの救済措置はあると記載されてました。
〈MonkeyLeagueの遊び方〉試合の方法は3つある
・Player vs Environment〈PvE:対コンピューター戦〉
モンキーの総合的な能力を高めるトレーニングモード〈2022年2Q(4〜6月)公開予定〉。
・Player vs Player〈PvP:対人戦〉
自分のチーム全体をコントロールする基本モード〈2022年3Q(7〜9月)公開予定〉。
・Team vs Team〈TvT:対チーム戦〉
各チームが複数のプレーヤーが参加できるモード〈PvPの数カ月後、公開日未定〉。

自分の解釈だと、このように最大8名が参加して遊べるイメージです。
〈MonkeyLeagueの遊び方〉モンキーのパフォーマンスを高める
試合をしていないときはこんなことができるようです。
- 健康状態を確認する
- スタミナを確認する
- エサをあげる
- 訓練して能力とスキルをUPさせる
単純に試合ばかりしていてはダメってことですね。
またこんな記載もありました。
By purchasing consumable items in the in-game store and opening Loot Boxes, a lot of these items are acquired.
(ゲーム内ショップで消耗品を購入したり、戦利品ボックスを開けることで、これらのアイテムを大量に入手することができます)
『MonkeyBall. Let the Games Begin!』より
エサだったりスキルUPに使うアイテムなどの消耗品をゲーム内ショップで購入できるみたいですね。
モンキーをブリーディング(繁殖)させる
Breeding Season is a super exciting time because if you have 2 Monkeys with the right matching traits you will be able to breed them and create future generations of Monkeys.
(繁殖の季節はとてもエキサイティングな時期です。なぜなら、マッチした特徴を持つ2匹のモンキーがいれば、そのモンキーを繁殖させて次世代のモンキーを作ることができるからです。)
『1st MonkeyBall MonkeyHall Event: Transcript』より
2022年1Q(1〜3月)にはブリーディング、つまり繁殖できるようです(時期は遅延する可能性あり)。
モンキーNFTをみるとこんな感じ。名前や性別、親の記録欄があります。
最初にMintされた第0世代のモンキーなので、このモンキーたちの子供たちがそのうち流通しはじめ、その子供たちには親の名前が記録されるんですかね。

ちなみにブリーディングするには「繁殖カプセル」ってのをゲーム内ショップで購入する必要があるみたいですが、次世代のモンキーを作成できるのはとても面白そうですよね。
ブリーディングしたモンキーは
- チームに参加させる
- NFTとして販売する
- 貸し出す
こんなことができるようです。
MonkeyLeagueで稼ぐ方法〈$MBS〉
〈Play to earn〉のゲームなので、ゲーム内通貨$MBS(MonkeyBucks)を稼ぐことができます。$MBSは仮想通貨なので、もちろん取引所やDEXで他のコインに交換できます。
その$MBSを取得する方法は大きく3つ。
- 試合に勝つ
- スタジアムを所有し、試合を主催する
- 観客になり、勝利チームを応援する
「試合に勝つ」はわかりやすいですが、「スタジアム」と「観客」について説明していきます。
MonkeyLeagueのスタジアムはメタバース
MonkeyLeagueにおいてはスタジアムはNFTとして導入され、ユーザー所有する不動産となります。いわゆるメタバース的な感覚ですね。
所有しているスタジアムで試合やイベントを開催することで、報酬をもらえるようです。
また、より多くのユーザーを惹きつけるために、新しい施設や特別な施設を建設・取得することでアップグレードすることも記載されてました。
なんか『シムシティ』を連想しちゃいます。
MonkeyLeagueの試合を観戦・応援する
モンキーやスタジアムを所有してなくとも、$MBSを獲得する方法があるそうです。
それは「試合を観戦して、応援したチームが勝利する」ことです。
こんなシステムまであるんですねぇ。
また応援されたチームは士気を高め、試合全体の結果にも影響がでるとか。観戦する方も応援されたチームも得をする〈Win-Win〉な関係ですね。
仮想通貨$MBSとは
ではその報酬となる仮想通貨$MBSを確認していきます。

仮想通貨$MBSは2021年12月21日にローンチされました。
仮想通貨$MBSの現状確認
2022年1月8日現在のCoinMarketCapでの情報です。
シンボル (通貨名) | MBS |
価格 | 1MBS=129.24円 |
ランキング | 3224位 |
時価総額 | 約32.7億円 |
希薄後時価総額 | 約1,292.4億円 |
循環サプライ量 | 2,500万MBS |
最大供給量 | 10億MBS |
マーケット | CEX:FTX・gate DEX:Raydium |
取扱のある取引所は日本にはなく、FTXとgateなります。
FTXは現在、日本からの新規登録は停止されており、gateは日本人の場合だと現物取引のみと限定されているようです。
日本人が手軽に$MBSを売買できるのはDEXのRaydiumになります。
価格面をみると、上場後に300円近くまで上昇しましたが、だいぶ落ちてきました。
それもそのはずで最大供給量の2.5%しかトークンが流通してません。まぁまだ1ヵ月も経ってないですし、ゲームもまだローンチしてませんからね。
買う理由が全くありません。
このスケジュールを見ると1年後にやっと25%を超え、2年後で70%くらい。5年後で100%が供給される予定です。
ガンガン流通量も増えてくるので、投資的な目的でこのトークンを購入する意味はなさそうです。
ゲーム内通貨$MBSは必需品
ただゲームが開始されると需要と供給が逆転する可能性があります。
ユーザーはゲームをプレイする上で、以下のことに$MBSが必要になってきます。
- モンキーをブリーディングする
- 所有するモンキーを強化する
- ゲーム内ショップで消耗品(エサ?)を購入する
投資目的で$MBSを所有するかは難しい判断ですが、需要が生まれることは確かでしょう。ゲームを楽しむには$MBSを必ず購入する必要がありますので。
$MBSの次は$SCORE ??
また財務状況が一定のレベルに達したら、DAOトークン$SCOREの発行を予定しているようです。
DAOとは「Decentralized Autonomous Organization」の略であり、直訳すると「自律分散型組織」のことです。
超ザックリ解釈すると、DAOトークンの発行で、MonkeyLeagueの将来的な意思決定をブロックチェーン上で実行しましょうっていう目標ですかね。
DAOトークンが発行できるまで、MonkeyLeagueが盛り上がることを期待しています。
〈MonkeyLeague〉まとめと今後の予定
本日の復習
- MonkeyLeagueは世界的にヒットする要素をもっている。
- 個性豊かなモンキーNFTを売買できる。
- 〈試合する〉〈育成する〉〈繁殖する〉がゲーム基本です。
- MonkeyLeagueでの稼ぎ方は3つある。お金がなくても可能。
- 投資目的で$MBSの保有は厳しいかも。
以上となります。
少しでもMonkeyLeagueの魅力と内容が伝わると嬉しいです。個人的には凄く楽しみにしているNFTゲームです。
また現在、公開されているスケジュールは以下のとおりです。
2022年1月 | GenZeroのモンキーNFTをDrop |
2022年1Q(1〜3月) | 能力UPするためのキャンプを公開 |
ゲーム内ストアを公開 | |
ブリーディングできるようになる | |
2022年2Q(4〜6月) | Player vs Environment(対コンピューター戦)のゲームモードを公開 |
2022年3Q(7〜9月) | Player vs Player(対人戦)のゲームモードを公開 |
2022年4Q(10〜12月) | スタジアムNFTを公開 |
ただスケジュールは遅延する可能性が高いと見ています。
1月6日にモンキーNFTがMintされましたがうまく行かず、信頼を揺るがすような大混乱をもたらしました。
今後の展開に要注目ですね。