- メタマスクにトークンが表示されないけど、エラーなの?
- キチンと送金できなかったのかな?
という疑問や不安に、回答していきます。
結論からいうと「トークンの追加」という作業が必要になります。エラーやミスではありませんのでご安心を。
当記事を読むメリットとは
- MetaMask(メタマスク)にトークンを表示する方法を誰でも理解できます。
- 初心者にも優しいコントラクトアドレスの調べ方もお教えします。
- 逆にトークンを非表示する方法もわかります。
それでは具体的に説明していきますね。
MetaMask(メタマスク)にトークンを追加・非表示にする方法
MetaMask(メタマスク)に新しい仮想通貨を入金したときに、その仮想通貨が自動で表示される場合もあれば、手動で表示させる場合があります。
今回は自動で表示されない場合の対処方法です。
MetaMask(メタマスク)に新しいトークンを追加する
まずはMetaMask(メタマスク)に表示させる「トークンの追加」の方法を説明します。
ここでは例として「USDT」を表示させますが、基本的にどのコインでも同じです。
step
1〈import tokens〉をクリックします
step
2〈検索〉タブではなく、〈カスタムトークン〉タブをクリックします
〈検索〉だとニセモノや詐欺コインが表示される場合もあるので、トークンの〈コントラクトアドレス〉を入力します。
今回はイーサリアムチェーンに追加するので、Etherscan(https://etherscan.io/)を使用します。
このコントラクトアドレスはややこしい&調べ方も複数あるので、下の方で説明します。
step
3Etherscanにアクセスし、〈USDT〉を検索します
step
4コントラクトアドレスをコピーします
コピーしたら、MetaMask(メタマスク)に戻ります。
step
5コントラクトアドレスをペーストします
step
6〈Import Tokens〉をクリックします
step
7無事に表示されて、完了です!!
以上、楽勝でしたね。
ただコントラクトアドレスの調べ方が少しややこしいので、詳しく説明していきます。
コントラクトアドレスの調べ方
調べ方は大きく2つあります。
1つは公式サイトで検索する。もう1つは情報サイトで検索する方法です。
公式サイトでコントラクトアドレスを調べる
- ERC20トークン:Etherscan(https://etherscan.io/)
- BEP-20トークン:BscScan(https://bscscan.com/)
- Polygon:polygonscan(https://polygonscan.com/)
基本的な使い方は〈Step3〉で説明したEtherscanと同じです。
サイトにアクセスして、検索するだけ。
ただ難点は調べたいコインが「どこのトークンだったり」「なんのチェーンだったり」をあらかじめ知っておく必要があります。
そうしないと、どのサイトで調べてよいかわかりませんもんね。
情報サイトでコントラクトアドレスを調べる
そこで、こちらの方が難易度低めで調べられます。
「ネットワーク」や「トークンの種類」に関係なく、知識ゼロでもコントラクトアドレスにたどりつけます。
もちろん公式サイトでの検索が一番ですが、信頼できる情報サイトなら問題ないです。特にこの最大手2つなら詐欺情報などありませんし、しかもCoinMarketCapはBINANCEの小会社ですので安心です。
例えばCoinMarketCapだと、こんな感じで簡単に調べることができます。日本語での表示も可能なので、こちらの方が使いやすいかもです。
またコントラクトアドレスだけではなく、「対応しているネットワーク(チェーン)名&アドレス」や「メタマスク使用可」なども知ることができるので、初心者にもわかりやすい作りとなっています。
上に表示しているTether(USDT)は様々なネットワークに対応しているトークンなので、このようたくさん表示されていますが、もちろん下のように1コだけの場合もあります。
ただ絶対に間違いがないか?と言われると「100%!!!」とは断言できないので、あくまで自己責任で参考・目安にすることをオススメします。
ボク個人はけっこう信頼して使っちゃってますが・・・。
トークンを非表示にする方法
最後にトークンを非表示にする方法も説明しておきます。
この作業はMetaMask(メタマスク)に表示させないだけで、実際にはMetaMask(メタマスク)上に保有しています。
step
1MetaMask(メタマスク)を立ち上げ、メニューから「非表示にする」を選択する
step
2〈非表示〉をクリックして完了!
コレで作業は完了!MetaMask(メタマスク)に表示されなくなりました。
簡単ですよね。
ただホントに保有していた分が消えていないか不安な方のために、確認する方法も説明します。
step
3トップ画面のメニューから〈View Account〉をクリックします
今回はBSCなので「View Account in Explorer」ですが、イーサリアムチェーンだと「View Account on Etherscan」と表示されます。
step
4保有トークンを確認できます
BscScanにアクセスできますので、Tokenのプルダウンメニューを開くと、保有トークンが確認できます。
非表示にした〈ETERNAL〉を保有していることが確認できました。
今回はBSCなのでBscScanでしたが、Etherscanやpolygonscanでも基本的は操作は同じです。
〈まとめ〉MetaMask(メタマスク)にトークンを追加・非表示にする方法
本日の復習
- MetaMask(メタマスク)に自動で表示されない場合は、〈トークンの追加〉で設定する。
- その際にはコントラクトアドレスが必要になってくる。
- コントラクトアドレスの調べ方は〈公式〉or〈信頼できる情報サイト〉からもってくる。
- トークンの非表示もできるし、「非表示=保有していない」というわけではない。
以上となります。
参考になれば嬉しいです。