- 初期設定が終わったけど、次は何をしたらいいのカナ?
- Ledger Nanoを使って、暗号資産を送受信してみたい。
という疑問に回答していきます。
当記事を読むメリットとは
- 国内取引所→Ledger Nanoへの入金、Ledger Nano→海外取引所への送金を例にして、実際にやってみました。
- わかりにくいアカウントとアプリの関係も、イメージしやすい図解で説明しています。
となりますので、ぜひご覧ください。
【Ledger】アカウントとアプリをインストールする
まずはじめに「アカウント」と「アプリ」って単語がでてきますので、この2つを概念を理解しましょう。
Ledgerのアカウントとアプリとは?
アカウントとアプリはこのようにイメージしてください。
アカウントとアプリのイメージ
- アカウント:Ledger Live(パソコン側)で暗号資産を管理するのに必要なのが「アカウント」です。
- アプリ:Ledger Nano(デバイス側)で暗号資産を管理するのに必要なのが「アプリ」です。
Ledger Live(パソコン側)のアカウントとLedger Nano(デバイス側)のアプリがひもづいて、1つの暗号資産を管理できます。
またLedger Nanoには容量があり、アプリを無限にインストールすることはできません。
この容量は暗号資産を管理するアプリのためのもので、預ける暗号資産の数量は関係ありません。
たとえば「0.001BTC」でも「100BTC」でも使用する容量は変わらず、使われる容量はBTCアプリ1つになります。
まずはこのアカウント(Ledger Live用)とアプリ(Ledger Nano用)の関係を理解してください。
アカウントの作成とアプリのインストール
アカウントとアプリの関係が理解できましたら、作業を開始しましょう。
今回は例としてリップル(XRP)を使用しますので、リップルのアカウントとアプリを用意します。
step
1まずは〈アカウントを追加〉をクリックします
step
2登録したい通貨を選択します
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3Ledger Nanoにアプリをインストールします
Ledger Nanoで作業
step
4インストールが完了したら、アプリを開きます
Ledger Nanoで作業
step
5アカウントの名称を入力します
なんでもOKですが、ここではわかりやすく「XRP送金用」とつけました。
step
6〈完了〉をクリックすればアカウント作成が終了です
以上です。簡単でしたね。
アカウントとアプリの順番は?
今回、紹介した方法は「アカウント作成→アプリのインストール」の順番でした。
ただ「アプリのインストール→アカウント作成」の順番でも問題ありません。〈管理〉からアプリをインストールすることができます。
上の画面はBTCのアプリをインストールして、アカウントはまだ作ってない状態です。〈アカウント追加〉をクリックすれば、作成することができます。
【使い方】Ledger Nano S Plus(レジャーナノSプラス)に入金する
アカウントとアプリが準備できましたら、次はLedger Nano に入金してみましょう。
参考例として国内取引所ビットバンクからリップル(XRP)をLedger Nanoに送金してみます。
step
1まずは入金したいアカウントを選びます
step
2表示されるアドレスをコピー&確認します
Ledger Nanoでも作業
step
3〈完了〉をクリックします
step
4取引所側で出金作業をします
ビットバンクの例ですが、他の取引所でも見え方が違うだけで入力内容は同じです。
また国内取引所から送金する場合はトラベルルールにより「送金先」や「受取人」の入力が必須となっています。
- さきほどコピーしたLedger側のアドレスをペーストする
- 宛先タグの入力は不要。空欄でOKです
- 送金先は「プライベートウォレット」を選択
- 受取人は「本人」を選択
XRPの送金なのに「宛先タグ」不要でOKなの?と驚く方もいるかと思いますが、Ledgerに送金する場合は不要なんです。
Your Ledger device does not require a specific tag to receive XRP.
「Ledgerサポート」より
(あなたのLedgerデバイスは、XRPを受け取るために特定のタグを必要としません。)
と、Ledgerの公式サポートにも記載してあります。
step
5取引所側で出金申請します
必要事項が入力しおわったら、出金の申請をしてください。
30XRPをLedger Nanoに送金してみました。
step
6無事に入金されました
今回の場合、4分くらいでLedger Nano側に着金しました。不安でしたが宛名タグなしでも問題なかったです。
【使い方】Ledger Nano S Plus(レジャーナノSプラス)から送金する
Ledger Nanoに入金できましたら、次は送金作業です。
Ledger Nanoから海外取引所バイナンスへリップル(XRP)を送金してみます。
step
1まずは受取側の入金アドレスを確認します
step
2該当するネットワーク選択します
今回はリップル(XRP)を入金するので、〈XRP〉を選択します。
step
3〈アドレス〉と〈MEMO〉をコピーします
Ledgerから取引所へ出金する場合は「宛先タグ(MEMO)」が必要になりますので、要注意です。
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4Ledger Live側に送金先の情報を入力します
- 〈送る〉をクリックします
- 出金するアカウントを選択します
- 送金先の〈アドレス〉と〈宛先タグ(MEMO)〉を入力します
- 間違いなく入力しおわったら〈続行〉をクリックします
step
5送金する数量を入力します
今回は19XRPをバイナンスへ送金してみます。
実際に送金してみて知りましたが、暗号資産ごとに送金する際の「必要残高」ってのが決まっているようで、リップル(XRP)の場合だとLedger Nano側に10XRPの残高が必要みたいです。全然知らんかったです。
XRPのほかにも、ALGO・BTC・ETH・DOT・XLM・XTZ・TRXにルールがあるようなので、詳細はこちらで確認してみてください。
MAXIMUM SPENDABLE AMOUNT(Ledger公式サポート)
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6入力内容を確認します
ネットワーク手数料がめっちゃ安いです。入金したときと全然ちがいますね。
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7入力内容を確認します
Ledger Nanoでも作業
step
8LedgerNano側で決定ボタンが押されると送信開始です
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9無事に送金が完了しました
3〜4分くらいの時間でバイナンスに着金しました。
【入金・送金方法】Ledger Nano S Plus(レジャーナノSプラス)の使い方
本日の復習
- 暗号資産を管理するためには〈パソコン側:アカウント〉〈デバイス側:アプリ〉が必要になります。
- パソコン側のLedger Liveとデバイス側のLedger Nanoの両方の操作が必要になります。
以上となります。
参考になれば幸いです。