7月が最悪だと思ったら、ホントの地獄は8月でしたね。
こーみると、トヨタの「9月に4割減産する」報道がされた8月19日、翌20日が大底。このあたりで耐えきれず損切りしていった方も多そうな感じでした。
来年の8月のために、起こったことを記載しておきます。
8月相場で起きたこと
- 8月の決算シーズンが終わったら、好決算・悪決算に関係なく全て下落していった。
- 8月末になるとまずは好決算銘柄から戻してくる。
- 夏のIPOも冬と違って全然買われなかった。セカンダリー投資は危険。
7〜8月は超危険ってことを身を以て体験しました。この経験を無駄にしないよう、来年以降に活かしていきます。
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2021年8月相場を振り返って
2021年8月実現損益
〈8月〉利益金額合計 | +88,438円 |
〈8月〉損失金額合計 | -445,849円 |
〈8月〉実現損益合計 | -357,411円 |
決算またぎ回避のための損切り、デイトレ・スイング練習での失敗で、過去最大のダメージを喰らいました・・・。
累計実現損益 | -1,992,109円 |
2021年8月で学んだこと
トレード機会を増やすと、負ける確率が上がる
デイトレやスイングの練習と称して、トレード機会を増やしてきましたが、結論からいうと「難易度が高い!」のひと言です。
適切なタイミングやシチュエーションが合致したら参加するのはもちろん「アリ」ですが、毎日、日銭を稼ごうと短期的に参加するのは自分には向いてませんでした。
下記は一例ですが、結局ホールドしておいた方がよかったです。
銘柄 | 平均取得額 | 損切りした 価格(A) |
8月31日 終値(B) |
(A)−(B) 差額 |
日本電解 | 3,753 | 2,950 | 3,340 | -390 |
プラスアルファ・ コンサルティング |
2,727 | 2,378 | 2,600 | -222 |
ギフティ | 3,413 | 3,201 | 3,580 | -379 |
MRT | 1,563 | 1,491 | 2,421 | -930 |
当時は底ナシ沼のように下落していくイメージしかなかったですが、短期的には↓でも中長期では↑でしたね。
結局、自分には短期目線で上にいくのか、下にいくのかを見極める実力がなかったのが最大の敗因と考えてます。
また今までを振り返っても、大きく利益とれたモノの多くは中長期でのホールド。
自分が初めて買った株で優待目的で現在も保有しているオリックスは一時は-40%くらいの評価損益率まで落ちましたが、今は+17%くらい。
キチンと精査した銘柄さえ購入しておけば、多少の含み損で追い詰められることはないですね。短期トレードの場合だと、少しの含み損でも「金銭面」と「自分のセンスのなさ」に絶望してましたから。
なのでトレード方針を大きく転換し、株式市場に大きくのめり込まず、適切な距離感で俯瞰的な視野でトレードしていきます。
2021年8月投資信託
一時6%台に下がりましたが、終わってみれば9.89%の運用。投資信託も同様に上下が激しい8月でした。
特に新興国のインデックスファンドがヤバいですねぇ。ココは中国の比率が大きいのが今後の不安材料。なんか国家的に衰退の選択肢をワザと選んでるんじゃないかってくらい逆の方を選択しています。ファンドの方も銘柄を入れ替えて欲しいですねぇ。
2021年9月相場の展望
例年、夏枯れ相場が終わって秋からは上がりやすいと言われてます。
その徴候かのように8月終わりから先にマザーズが上昇し、遅れて日経平均が上がりはじめました。
ただ例年と違うのは、デルタ株が猛威を振るい(昨年はGoToと能天気でしたねぇ)、自民党総裁選・衆議院選と大きな政治イベントもあります。
どう転ぶかはわかりませんが、あまり右往左往せず大局観で見守っていきます。