- Franciumってよく聞くけど、何なんだろう?
- GSTやGMTを運用したいけど、流動性マイニングとか面倒くさい
という疑問に回答していきます。
当記事を読むメリットとは
- 仮想通貨を貸し出す「レンディング」で利息を得ることができます。
- Franciumの「Lend」の使い方がわかります。
- ペアを組むことなく、GSTやGMTを貸す出すことで、GSTやGMTが増えて戻ってきます。
となりますので、ぜひご覧ください。
Franciumでのレンディング〈GST・GMTを貸し出す〉
先日、こんなツイートをしました。
#Francium でのFarmが話題になってるけど、Lendでも十分に美味しい✨#GST #GMT #STEPN pic.twitter.com/SCmTX4qczX
— ワイチラ@仮想通貨と共に生きる×ブログ (@ychira1998) April 29, 2022
Francium(フランシウム)とはいえば「Farm」ですが、あまり注目されていない「Lend」について説明していきます。
Francium(フランシウム)とは
Francium(フランシウム)とはSolanaチェーンのDeFiプラットフォームです。
Defi Llamによると、Solanaチェーンには60個のDeFiプラットフォームがありますが、その中で11位のTVLを誇ります。TVLとは預けられている資産量で、Francium(フランシウム)には世界から2億7000万ドル(≒約350億/1ドル=約130円)が預けられています(22年5月3日現在)。
そんなFrancium(フランシウム)で何ができるかといいますと、「レバレッジをかけることができる流動性マイニング」と「レンディング」サービスが提供されているます。
「流動性マイニングってナニ?」って方がいましたら、仮想通貨がもらえる!?流動性マイニングの仕組み【メリット・デメリットを解説】 で詳しく説明していますので、ご確認ください。
もう1つのサービスである「レンディング」とは言葉のとおり「Lend(貸し出す)」という意味です。
取引所に自分が保有している仮想通貨を貸してあげる代わりに、利息がもらえるという仕組みです。
このようなイメージです。
今回はこちらのレンディングサービスの使い方を説明していきます。
【メリットとデメリット】Franciumのレンディング
レンディングのやり方を説明する前にメリットと、それに伴うリスクをお伝えします。
レンディングのメリット
- 通貨を貸し出すことで、利息が入る。売買する必要がない。
- 低リスク。基本的に貸したお金が減ることはない。
- 流動性マイニングのようなインパーマネントロスがない。
- 通貨ペアを作る必要がなく簡単。
というメリットがあります。
良いことだらけで、逆に怪しい・・。
とお思いの方もいらっしゃると思うので、キチンとリスクも伝えておきます。
レンディングのリスク
- 貸し出している通貨の価格が変動するリスク。売却した方が利益が大きかった・・・。
- 最初は高い利率だったので、いつのまにか変動して低利率になっていた。
- レンディングプラットフォームがハッキングされ、預けていた通貨が盗まれるリスク。
というリスクが存在します。
メリットとリスクを十分に理解した上で、レンディングをやるかどうか判断してくださいね。
私は理解した上で、レンディングサービスを利用しています。
Franciumでレンディングする方法〈GST・GMTを運用〉
それでは具体的に説明していきますね。
【事前準備】Solana系のウォレットを用意
まずはSolana系のウォレットを用意します。
Solana系ウォレットはたくさんありますが、一番メジャーで使いやすい「Phantom(ファントム)」をオススメします。
Solana系ウォレットの中で、メタマスク的な存在ですね。
このウォレット「Phantom(ファントム)」に運用したい通貨をお送りください。
今回は$GSTを運用するので、「Phantom(ファントム)」に$GSTを送ります。
こちらの記事で「Phantom(ファントム)」のインストール方法、入金方法などを詳しく説明していますので、不明な方はご覧ください。
-
初めてのPhantom(ファントム)ウォレット【始め方・使い方ガイド】
続きを見る
Franciumでレンディングを開始する
まずはFranciumのサイトにアクセスします。
>>Franciumサイト:https://francium.io/app/
step
1サイトにアクセスしたら、ウォレットと接続します
step
2〈Lend〉をクリックします
step
3〈Lend〉にアクセスしたら、貸し出したい通貨を探します
APYが大きいほど利息が大きくなりますが、Francium(フランシウム)の場合、数字の変動が激しいです。
ですので、一番左側に「APY(14d avg.)」と14日間平均のAPYが記載されています。この数値を参考にすると良いかもですね。
ちなみにAPYとは複利がはたらいての利率のこと。もし「APYってなに??」って方がいらっしゃいましたら、【仮想通貨】ステーキングのメリット・デメリットをわかりやすく解説で説明していますので、ご確認ください。
step
4探したら〈Deposit〉をクリックします
step
5貸し出したい数量を入力します
step
6ウォレットが立ち上がるので、〈承認〉します
ココで手数料(ガス代)を支払います。
〈承認〉をクリックして、しばらく待つと貸し出しが完了します。自分の場合、だいたい1分くらいでトランザクションが通りました。
step
7〈My Positions〉に貸し出した量が表示されます
たったコレだけで完了です。簡単ですよね。
Franciumでレンディングをやめる
始め方と同じくらい重要なのは、レンディングをやめる方法です。終わり方を理解していないと、怖くてはじめることなんてできませんからね。
そして魅力的なのは、Francium(フランシウム)のレンディングにはロック期間がありません。
つまり何日間と資産を拘束されることなく、自由にレンディングを解消することができます。素晴らしいですね。
では早速、やめ方を説明していきます。
step
1〈My Positions〉の中からやめたい通貨の〈Withdraw〉をクリックします
もし貸し出したい量を増やしたい場合は、「+」をクリックすれば増やすことができます。
step
2解消する量を決めます
ここでは全量を解消しますので、100%にしました。
step
3ウォレットが立ち上がるので、承認します
戻ってくる量も、このように確認できます。
〈承認〉をクリックして、しばらく待つと「貸し出していた数量+利息分」がウォレットに返ってきます。
step
4ウォレットに入金されて、完了です
無事に戻ってきました。こちらも簡単でしたね。
【まとめ】Franciumでレンディングする方法〈GST・GMTを運用〉
本日の復習
- 低リスクで簡単にはじめることができるのがレンディングです。
- Francium(フランシウム)のレンディングは高い利率のものが多いです。
- 利率の変動もありますが、14日間の平均をみることができる。
- さらに預けた仮想通貨がロックされることなく、自由にレンディングを解消できます。
- ただし、貸し出している価格が変動するなどのリスクもある。
以上となります。
低リスクで簡単にできるのがFrancium(フランシウム)のレンディングなので、ぜひこの機会に試してみたらいかがでしょうか。
仮想通貨の魅力の1つはDeFiで運用できることです。まずは少額で試してみて、続けるかストップするかを判断することをオススメします。