・dYdXでステーキングできるみたいだけど、どうやってやるの?
と思われる方もいらっしゃると思います。
そもそもdYdXでステーキングサービを開始したのは2021年9月。まだまだGoogle検索してもやり方が見つかりにくいのが現状です。
そこで、実際にdYdXでステーキンしたボクが、始め方や注意点を完全解説します。また開始してから5日後のステーキング報酬実績も公開しています。
当記事を読んでいただければ、初心者の方でも混乱することなくdYdXでステーキングを理解できますので、ぜひお読みください。
【初心者でも簡単】dYdXでのステーキング方法
大前提としてステーキングするコインは〈USDC〉です。なので、まずは〈USDC〉を用意してください。
ここでは大勢の方が使っているであろう取引所BINANCE(バイナンス)・ウォレットMetaMask(メタマスク)で解説していきます。
(もしBINANCE(バイナンス)やMetaMask(メタマスク)の開設方法がわからない方がいらっしゃったら、ググってください。たくさんありますので。)
では、わかりやすく丁寧に説明しますので、ぜひ最後までお読みください。
【手順1】ウォレットにUSDCを送金する
①まずはBINANCE(バイナンス)へアクセスし、USDCを出金します。
②送金するウォレットの〈アドレス〉と〈ネットワーク〉を入力します。
③(A)のアドレスはMetaMaskを立ち上げて、アドレスをコピペします。
注意点としてはネットワークが〈イーサリアムメインネット〉になっていることを確認してください。
④(B)のネットワークは〈ETH〉を選択してください。
ネットワークを間違えると正しく入金されず、送金するUSDCが消えちゃう可能性があるので要注意です。
⑤〈アドレス〉〈ネットワーク〉が正しく入力&選択できたら、出金する金額を入力して〈出金〉をクリック。
ネットワーク手数料として「25USDC」がかかります。約2,750円(1ドル=110円)という、まぁまぁお高め・・・。
⑥〈金額〉〈アドレス〉〈ネットワーク〉を確認してクリック。
⑦〈スマホ認証コード〉はSNS認証。〈メール認証コード〉は登録してあるメルアドに送られてきます。それぞれ入力して〈提出〉をクリック。
⑧ちょっと待つとMetaMaskに着金します。しっかり25USDCがマイナスされてますね。
ひとまずコレで準備は整いました。
【手順2】実際にdYdXでステーキングをやってみる
準備OKなので、実際にステーキングしてみます。
偽サイトなのがあるので、安全のため検索ではなくリンクからdYdXにアクセスします。
①CoinMarketCapにアクセスし、このサイト内で〈dYdX〉を検索して、リンクをクリックします。
CoinMarketCapは有名な仮想通貨情報統計サイトです。2020年にBinanceに買収されちゃいましたね。
②サイトにアクセスしたら〈接続〉をクリック。
左上で言語を選択できます。日本語でも英語でもOKですが、ここでは日本語に設定して解説していきますね。
③ウォレットを選択します。USDCを送った〈MetaMask〉をクリック。
④無事にMetaMaskで接続できたら、〈ステーキング〉をクリック。
⑤重要情報を読んで問題なければ〈同意します〉をクリック。アメリカだと取引制限があって利用できなんですね。
⑥〈USDCを有効にする〉をクリック。初めて利用する場合はこの作業が必要です。
⑦そしたらガス代が取られます・・・。仕方ないので〈確認〉をクリック。
約1,280円(1ドル=110円)とまぁまぁの出費ですが、コレは初回のみです、2回目以降はかかりません。
また30秒ごとにガス代が変化していくので、安いな!と思った価格で〈確認〉をクリックすると少しは節約になります。
⑧金額を入力したら〈ステーキング資金〉をクリック。ここでは〈900USDC〉を入れてみます。
⑨MetaMaskが立ち上がるので、またガス代を払います。
今度は約3,390円(1ドル=110円)と出費です。イーサリアムチェーンはガス代の高さがホントに痛いですよね。このガス代はステーキングする度に毎回かかります。
⑩取引が確認されます。
⑪数分待つとステーキングの欄に表示されます。今回は2〜3分ほど待ちました。
これで完了です。
意外と簡単でしたよね!
【結果】dYdXでステーキングをやってみたら(5日後)
5日後に確認すると〈0.10DYDX〉の報酬がありました。
2021年10月2日現在の1DYDXは約2,500円です。なので、5日で250円、1日50円くらいのイメージですね。
dYdXでステーキングの年利は?
2021年10月2日現在で年利を計算してみます。
1,000ドルで0.02DYDXとあるので、複利を考えずに計算するとこんな感じです。
- 1ドル=110円・1DYDX=2,500円で計算
- 1日、0.02DYDX(50円)もらえる
- 365日だと7.3DYDX(18,250円)
- 7.3DYDX(18,250円)÷1,000ドル(110,000円)=約16.59%の年利
トークンDYDXの価格だったりで年利は上下しますので、ご注意ください。
dYdXの注意点と将来性
dYdXでのステーキングの注意点
実際にやってみて感じた注意点です。
【注意点】dYdXでのステーキング
- イーサリアムネットワークなのでガス代が高いです。
- トークンDYDXが発行されたばかりなので変動が激しく、利回りも変化する。
まずはイーサリアムチェーンなので仕方ナシですが、やっぱり手数料やガス代が高いです。
取引所→ウォレットへ出金手数料 | 約2,750円 |
USDC有効化のガス代 (2回目以降不要) | 約1,280円 |
ステーキングのガス代 | 約3,390円 |
合計 | 約7,420円 |
ガス代は変動するのであくまで目安ですが、初めてステーキングするのにこのくらいかかります。
また年利も変動します。
ボクがステーキングしたのは2021年9月27日ですが、このときは0.04DYDX(1DYDX=約1,400円)でした。これで計算すると年利(複利を含まず)は18.58%です。
5日後の10月2日には16.59%と下がってます。
ココは大きなリスクだと思います。もちろん逆の場合もありますが。
ですので、「少額だとガス代の方が高い」という悲惨な結果になるので、ステーキングするのならばある程度の金額を投入しないと意味がないです。
dYdXの可能性や将来性
その一方でdYdXには大きな可能性もあります。
【注意点】dYdXでのステーキング
- dYdXの〈流動性プール〉へ資金が集まっている
- dYdX取引所の取引額がスゴイ
- dYdXのトークンDYDXの価格上昇がスゴイ
dYdXの〈流動性プール〉へ資金が集まっている
自分がステーキングした際のスクリーンショットを見てもらえるとわかりますが、たった5日間でこんなに違います。
2021年9月27日 | 363M (3億6300万ドル) |
2021年10月2日 | 827M (8億2700万ドル) |
5日間で4億640万ドル(日本円で500億円)も預け入れた模様。世界中からお金が集まっています。
dYdX取引所の取引額がスゴイ
dYdXは取引所も開設しています。下はCoinMarketCapのDEX市場での取引高(24時間)です〈2021年10月2日〉。
代表的なDEX取引所であるPancakeSwapの4倍、Uniswap(V3)の2倍の取引額です。
dYdXの取引所は取引すると「報酬がもらえる」「手数料が安くなる」など、いろいろなオプションがついているので、少し反則気味なのですが、それでもdYdXにお金が集まっているのは事実です。
dYdXのトークンDYDXの価格上昇がスゴイ
トークンDYDXは2021年9月8日〜9日にBINANCEなど複数の海外取引所に上場されました。
上場直後は1,200〜2.000円のレンジ相場でしたが、9月後半から動意。一時的に3,000円を超すまで上昇しました。
自分はちょうど9月24日に1,380円付近で購入しており、たった5日でダブルバガー!!!少額しか買ってないことを後悔しつつ、dYdXの可能性とバグってる具合を実感しました。
上場直後なので変動が激しいですが、今後さらに上にいくのではないか?と期待しています。
dYdXの注意点と将来性(まとめ)
以上の注意点と将来性を加味しながら、実際にステーキングしてみたりトークンDYDXを購入してもおもしろいと思います。
(もちろん損失する場合もあるので、あくまで自己責任で)
ただ残念なことに日本の取引所でUSDCを購入したり、海外取引所に日本円を入金することはできません。
なので、日本の取引所でコインを購入して海外の取引所へ送金する必要があります。
詳しく知りたい方はぜひこちらの記事もご覧ください。
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