- 初めて暗号資産の口座開設したけど、何をしたらいいのかわからない。
- NG行動って何があるのかな?
という悩みに回答していきます。
当記事を読むメリットとは
- 暗号資産(仮想通貨)初心者の方がやりがちな行動をまとめています。
- NFTと税金の話など、意外と知られていないNG行動も説明しています。
となりますので、ぜひご覧ください。
【注意】暗号資産(仮想通貨)初心者がやってはいけない5つのNG
今回ご紹介するのは私が暗号資産(仮想通貨)を購入するときに、調べまくった結論です。
「これだけはやってはいけない」と心に決めてデビューしましたので、「ちょうど始めてみた」「これから始めようカナ」という方は特に参考となるので、ぜひご覧ください。
暗号資産(仮想通貨)を販売所で買うのは注意!
「販売所」で手軽に購入できるメリットがありますが注意が必要です。
理由は販売所で購入すると「割高」になり、買った瞬間に含み損になるからです。
暗号資産(仮想通貨)を購入するには「取引所」と「販売所」がありますが、このようなイメージです。
- 取引所:ユーザー同士が交換する場所
- 販売所:コインチェックなど運営企業と売買する場所
販売所はスプレッド(買値と売値の価格差)によって収益を得ているので、販売所で購入するとどうしても割高になります。
例えば某販売所でリップル(XRP)を購入しようとすると
- 取引所の価格:1XRP=82.41円
- 販売所の価格:1XRP=86.53円
となります。よく「取引所の手数料無料!!!」なんて宣伝文句がありますが、取引手数料は無料ですが、基本的に割高で売買することになるので注意が必要です。
もし少しでも損をしたくないなら、取引所での購入をオススメします。
暗号資産(仮想通貨)の売買には税金がかかるので注意!
年収300万彼女が追徴課税3000万受けた深刻理由(東洋経済オンライン)
最近、こんなニュースをよく見かけますよね。
暗号資産(仮想通貨)の税金の仕組みがややこしいのが原因なんです。
このようなイメージで、暗号資産(仮想通貨)から日本円に戻した際に税金がかかるのはわかりやすいのですが、暗号資産から暗号資産に交換した際に税金がかかるというのが、あまり認知されてないです。
また、2021年から急速に伸ばしている「NFT」の売買も要注意です。
NFTを日本円で購入する以外はすべて課税対象となります。
NFTは「Non Fungible Token(ノン ファンジブル トークン)」の略で、ザックリいえばNFTも暗号資産(仮想通貨)を同じようなモノなんです。
例えば極端な例ですが、
- 1ETHを3万円で購入しました。
- その後、1ETHが30万円まで値上がりしました。
- 1ETHでNFTを1つ購入しました。
の場合は、3万円で仕入れた1ETHを30万円で売却した「売値(30万円)ー 原価(3万円)」となり、 27万円の利益確定と判断されます。NFTを購入したわけですから手元に27万円の現金はありませんが、27万円が課税対象となります。
このように日本での暗号資産(仮想通貨)に関する税制はかなり厳しいです。ですが、法改正の動きもでてきました。
自民党が「NFT政策検討プロジェクトチーム」設置 成長戦略踏まえた税制改正も視野に(2022年1月27日/COINPOST)
ですので、暗号資産(仮想通貨)の納税がよくわからない方は、ひとまず買ってホールド(ガチホ)をオススメします。そのうち税制が改正されることを期待しましょう。
レバレッジをかけての暗号資産(仮想通貨)の取引は注意!
レバレッジ取引を利用すると、少ない資金(証拠金)で何倍もの取引ができます。レバレッジとは「てこの原理」という意味ですね。
例えば20万円の証拠金で5倍のレバレッジを利用すると100万円分の取引が可能となります。元手が少ない場合には嬉しい制度です。
ただ反面、とても怖い制度でもあります。
それは損失したときのダメージが大きいからです。
例えば自己資金20万円で暗号資産Aを購入して、価値が1/2になったとします。
自己資金〈20万円〉 | 価値が1/2に | 残ったお金 |
現物取引(レバレッジなし) | 20万円×0.5=10万円の損失 | 10万円 |
レバレッジ取引(5倍) | 20万円×5倍×0.5=50万円の損失 | 30万円の負債 |
レバレッジ取引で大きな損失を出すと、それが負債となってしまいます。
株の世界では「買いは家まで、売りは命まで」という格言があります。
現物取引だけだったら最悪の場合は家を売る程度だが、信用取引(レバレッジ取引)で大失敗すると命まで失うよ、という意味です。
確かに現物取引だけだったら、どんなに負けてもMAXの損失は0です。負債にはなりません。ただレバレッジ取引で負けると、0を飛び越えてマイナスの世界に突入します。ですので、レバレッジ取引をする際は本当に注意してください。
【注意】暗号資産(仮想通貨)の儲け話にのってはいけない
- 絶対に儲かるコインがあるから、私にお金を預けてください。
- 暗号資産の無料配布キャンペーンをやります!
- NFTの無料配布キャンペーンをやります!
などなど手口はたくさんありますが、こーいう美味しい話には必ずウラがあります。100%信用せず、まずは詐欺だと思って疑ってかかりましょう。
またTwitterなどで「仮想通貨、初心者ですー。いろいろ教えてください」なんていうのもNGです。
詐欺師たちからみたら格好の獲物。自分から「私を標的にしてください!」と宣言してるようなものです。お気をつけください。
暗号資産(仮想通貨)初心者がやった方が良いこと
- やってはダメなことばかりで、何をしたらいいのわからない
- だったら、暗号資産なんて買わない
と当然思いますよね。
ですので、1つ解決策があります。
暗号資産(仮想通貨)とは長期的な目線で付き合うことです。
暗号資産(仮想通貨)は短期的に見てはいけない
長期的な目線のメリット
- 短期的に売買せず、買ったらホールドの戦術です。
- 価格変動が激しいので一喜一憂しない。短期的に価格を追っていたら消耗します。
- 下落相場には精神的にキツくなりがちだが、回避できる。
- 無駄な売買をしないので、税金や損切りなど節約できる。
長期的視点で付き合えば、このようにメリットだらけです。
1ヶ月後に結果を出すのではなく、数年後に結果がでると考えましょう。自分もビットコインは2020年に買って以来、一度も売却していません。ずーーっとホールドです。
例えば2017年12月にビットコインが200万円を突破しましたが、1年後には30万円台まで下落しました。
この大相場で多くのが人たちが退場しましたが、その後の結果は皆さんがご存知の通りです。結局、最後まで残っているのが勝者です。
暗号資産(仮想通貨)はまずは少額投資から
まずは少額投資からオススメします。株式投資と違って100円単位でも購入できるのが、大きな特徴の1つです。
もちろん資金の余裕のある方は、ガッツリ購入してくださってもかまいません。
また積立投資という考え方もあります。
多くの取引所で導入されており、最小では1円から積み立てるプランもあります。
株式投資の世界でもつみたてNISAなどが流行ってるように、毎月一定額を購入することで平均取得単価を抑えることができます。ドルコスト平均法っていいますよね。
「少額 × 長期的」でみるなら、積立という方法も選択肢の1つです。
【まとめ】暗号資産(仮想通貨)初心者が注意すべき5つの行動
本日の復習
- 取引所ではなくて、販売所で暗号資産を購入してはいけない。
- 暗号資産やNFTの売買には納税の対象となります。無駄な売買をしてはいけない。
- 初心者はレバレッジ取引をしてはいけない。
- SNSで暗号資産資産初心者と名乗ってはいけない。カモになります。
- 暗号資産は短期的な視点見てはいけない。
暗号資産初心者の方、このような行動をしていませんか?
もししていたら要注意です。あくまで余裕資産で無理のない範囲でお楽しみください。