- 安全に保管するためにハードウェアウォレットが欲しいなぁ
- ハードウェアウォレットたくさんあって、どれが良いのかわからない
という迷いに真剣に回答していきます。
当記事を読むメリットとは
- 定番から最新モデルまでハードウェアウォレットが比較検討できます。
- ハードウェアウォレットを選ぶポイントをお教えします。
- すべての公式サイトのリンクが貼ってあるので、該当通貨を検索するときに便利です。
- 私が購入したハードウェアウォレットもお教えします。
となりますので、ぜひご覧ください。
【2022年最新版】仮想通貨のおすすめハードウェアウォレット8選
2022年、主要なハードウェアウォレットはこのようになります。
各社からたくさんのモデルが販売されていました。
メーカー (国名) |
Ledger (フランス) |
SafePal (セーシェル) |
Trezor (チェコ) |
SecuX (台湾) |
COOLBITX (台湾) |
||||
製品名 | Nano S | Nano X | Nano S Plus | S1 | ONE | ModelT | W20 | Cool Wallet Pro | 製品名 |
本体 | 本体 | ||||||||
価格(公式サイト) | 8,990円 | 21,761円 | 10,499円 | 49.99ドル (約6,400円) |
69ユーロ (約9,300円) |
249ユーロ (約33.600円) |
119ドル (約15,200円) |
149ドル (約19,000円) |
価格(公式サイト) |
発売年 | 2017 | 2019 | 2022 | ? | 2014 | 2018 | ? | 2021 | 発売年 |
PC接続 | ◎(USB) | ◎(USB) | ◎(USB) | ☓ | ◎(USB) | ◎(USB) | ◎(USB/Bluetooth) | ☓ | PC接続 |
スマホ接続 | ☓ | ◎(Bluetooth) | ☓ | ◎(Bluetooth) | △(Androidのみ) | △(Androidのみ) | ◎(Bluetooth) | ◎(Bluetooth) | スマホ接続 |
充電 | 不要 | 要充電 | 不要 | 要充電 | 不要 | 不要 | 要充電 | 要充電 | 充電 |
対応通貨 | 1,100種類以上 | 5,500種類以上 | 5,500種類以上 | 30,000以上 | 1,000以上 | 1,200以上 | 1,000種類以上 | すべてのERC-20 / BEP-20 / TRC-20カスタムトークン |
対応通貨 |
SOL対応 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ (対応予定) |
SOL対応 |
NFT対応 | ERC-721 ERC-1155 |
ERC-721 ERC-1155 |
ERC-721 ERC-1155 |
ERC-721 ERC-1155 |
ERC-721 | ERC-721 | 非対応 | ERC-721 ERC-1155 |
NFT対応 |
- 価格は公式サイトの掲載の価格を転記しました。(1ドル=128円、1ユーロ=135円で計算)
- また公式サイトから購入の際は、上記価格のほかに海外からの配送料2,000円〜3,000円がプラスになるので、ご注意ください。
仮想通貨のハードウェアウォレットの選び方
といっても、いきなりこんなに紹介されてもパニックですよね。
そこで自分にあったハードウェアウォレットを選ぶポイントをお教えします。
ハードウェアウォレットを選ぶポイント
- パソコンに接続するのか?スマホに接続するのか?
- Solana($SOL)を保管するのかどうか?
- NFTを保管するかどうか?
この3つを軸にして選ぶと、すんなり自分にあったハードウェアウォレットが見つかると思います。
また、あくまでハードウェアウォレットの用途しては「安全に保管する」ことを最大の目的としています。
ハードウェアウォレット内での売買機能などは私は重要視していませんので、ご注意ください。
SOLを選んだ理由
なぜ数ある暗号資産の中からSolana($SOL)を選んだかといいますと、差別化ポイントになるからです。
BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)は、どのハードウェアウォレットでも対応しており、差別化にはなりません。またUSDT・USDC・BUSDのステーブルコイン御三家やBNBなども、今回チョイスした8つのハードウェアウォレットはすべて対応しています。
そんななか、時価総額9位で人気もあるSOLへの対応が各社バラバラなため、比較ポイントとして重要だと考えました。
【Ledger Nanoシリーズ】バランス良い王道ハードウェアウォレット
接続 | Nano S・Nano S Plus:PC(USB) NanoX:PC(USB)/スマホ(Bluetooth) |
取り扱い通貨 | 公式サイトで検索 |
$SOL対応 | ◎ |
NFT対応 | ◎ |
日本の正規代理店 | ハードウェアウォレットジャパン ビックカメラ ヨドバシカメラ ヤマダ電機 |
「ハードウェアウォレット=Ledger」と多くの人が連想するぐらい有名なブランド。
最初に発売された「Nano S」が有名ですが、2022年4月に保存容量を大幅に改良した「Nano S Plus」が発売。「Nano X」と「Nano S Plus」に大きな性能差はなく、ポイントは「スマホにつなげるか」「パソコンだけにするか」の2択になりました。
あるインフルエンサーの方は「Nano S」を推奨していましたが、いま「Nano S」を買うなら、値段もあまり変わらない「Nano S Plus」を購入した方が良いと思います。
また対応しているコインやトークンが豊富なのも特徴です。例えば話題の「Apeコイン」もすでに対応済みです。
購入の際はフランスの公式サイトか、日本の正規代理店になります。
ただ2022年5月現在、日本の正規代理店で販売されているのが「Nano S」のみというところが難点です。「Nano X」や「Nano S Plus」が欲しい場合は、フランスのサイトから購入する必要があります。
【SafePal S1】スマホ派にはコスパ最高
もしパソコンを使わずに暗号資産をスマホで扱っている方ならば、この「SafePal S1」1択じゃないでしょうか!
$SOLにもNFTにも対応しており、Ledgerと匹敵するくらい対応通貨が多いです。さらに価格が圧倒的に安いです。
唯一の難点は日本に正規代理店がなく、このアマゾン店のみが正規代理店として認定されています(公式サイトに記載あり)。
【Trezor ONE/ModelT】安心の老舗ブランド
接続 | PC(USB)/スマホ(Androidのみ対応) |
取り扱い通貨 | 公式サイトで検索 |
$SOL対応 | ☓ |
NFT対応 | ERC-721 |
日本の正規代理店 | ☓ |
ハードウェアウォレットの黎明期から存在する老舗ブランドです。
発売が新しい「Trezor ModelT」はタッチスクリーンで操作できるなど利点がありますが、とにかく「高い!!!」です。今回紹介した8製品のうち1番の高額商品。
また対応通貨も少なく古い印象です。次々に新しいコインやトークンが登場しますが、対応が追いついてないように思えます。
さらに日本に正規代理店がなく、購入するには公式サイトから注文のみになります。性能的にはズバ抜けているわけでもないので、購入を積極的にオススメはしません。
【SecuX W20】PC・スマホ両方に接続可能
接続 | PC(USB/Bluetooth)・スマホ(Bluetooth) |
取り扱い通貨 | 公式サイトで確認 |
$SOL対応 | ☓ |
NFT対応 | ☓ |
日本の正規代理店 | 株式会社RISEST アマゾン公式ストアあり |
大きなスクリーンが特徴のパソコンにもスマホにも対応しているハードウェアウォレット。
パソコン・スマホ対応でいえば「Ledger Nano X」とのライバル関係にあり、価格はこの「SecuX W20」の方が安いです。
弱点は「$SOL未対応」「NFT未対応」なところ。ココが不要な方にはオススメできる商品です。
また2022年6月に発売される「SecuX Nifty」(199ドル/約25,000円)という製品が、NFT対応で発売されるようです。「$SOL未対応」っぽいですが、こちらの商品を待つというのも1つの手段です。
【COOLBITX Cool Wallet Pro】スタイリッシュなカード型ウォレット
2021年に発売された新しいハードウェアウォレット。カード型で格好いいデザインとなっています。
日本の正規代理店もあり、安心して購入できるのが大きなメリットです。アマゾンはアメリカでのみ販売しており、そこから購入することは可能です。日本のアマゾンでは公式には取り扱っていません。
「$SOL対応」「NFT対応」を基準として私の判断では、こちらを購入するならば同じスマホのみのハードウェアウォレット「SafePal S1」の方がコスパよく見えます。
【仮想通貨】おすすめハードウェアウォレットの何を買うか?
どれも良い商品に見えて、迷っちゃう・・・
という方に、私なりの結論をお伝えします。
【結論】仮想通貨のハードウェアウォレットの買いはコレ
パソコンだけの方
Ledger Nano S Plus
先代の「Nano S」の弱点をカバーした最新モデル。価格もそこまで高額ではなく、パソコンだけで作業する方は最強だと思います。
パソコン派の自分は、こちらの商品を購入しました。フランスの公式サイトで購入しましたが、全くストレスなく買うことができます。購入する全手順をこちらで説明していますので、参考にしてください。
スマホだけの方
SafePal S1
逆にスマホだけだったら、コレに勝てるハードウェアウォレットはないです。なんといってもコスパ最強。
パソコンとスマホ両方の方
Ledger Nano X
パソコン・スマホの両方となるとライバル不在です。
「SecuX W20」も両方対応ですが、NFTが非対応で対応通貨数も劣ります。「Nano X」1択でしょう。
ハードウェアウォレット購入するとき注意すること
最後に注意事項です。
ハードウェアウォレットを買うときの3つの注意
- 公式サイト、もしくは日本の正規代理店で購入すること。
- 公式ストアではないアマゾンや量販店で購入するのは、少し危険です。
- メルカリやヤフオクなど、中古品を購入するのは絶対にやめましょう。
悪質なウイルスが混入したハードウェアウォレットが存在している事実があります。
ですので、安全な場所で購入することを強くオススメします。
特に要注意はアマゾンです。公式ストアがあるメーカーもあれば、公式ストアはないのに商品がアマゾンで売買されてたりします。私だったら公式ストア以外では買いません。
「Ledger Nano」を例にして、こちらで説明していますので、あわせてお読みください。
-
〈アマゾンやヨドバシでOK?〉Ledger Nano(レジャーナノ)を安全に買う方法は3つだけ
続きを見る
【まとめ】仮想通貨のおすすめハードウェアウォレット8選
本日の復習
- 選ぶポイントは3つある。
- 「何に接続するか?」パソコンなのか、スマホなのか。
- 「通貨が対応しているかどうか?」自分の場合は$SOLでした。みなさんは?
- 「NFTは保管するか?」NFTが保管できないモデルもあります。
- 購入場所は公式ストアか、日本の正規代理店のみ。中古品はキケン!
以上となります。
たくさんのハードウェアウォレットがありますが、購入する際の参考になれば嬉しいです。